施工実例

菊池建設にいただきましたお客様の声を紹介します
お客様の声

H様ご一家

Interview16

生活スタイルを見極めた無駄のない間取り。
家づくりの楽しさを満喫して完成した自慢の我が家。

埼玉県坂戸市H様ご一家

  • ご家族構成
    ご夫婦+お子様3名
  • 生活スタイル
    子育て世代
  • 完成
    平成22年12月
  • デザイン
    日本の家
  • 外観 特徴ある和瓦葺き大屋根の住まい。職人の手仕事を感じる外壁は、1階焼杉板貼り、2階はモルタル下地に白いリシン吹付け仕上げ。

  • 北側外観正面 玄関ポーチの下屋根は丸太柱と桁で支える和瓦葺き。焼杉板貼りの外壁と共に独特な和の佇まいを演出しています。

  • 玄関 玄関上部は2階ホールまで吹き抜けになった伸びやかな空間。白い珪藻土塗り壁と吹き抜けからの採光で北側玄関でも明るくなっています。

  • 玄関からリビング 玄関正面の腰付障子を開ければリビングは目の前。丸い下地窓は階段につながっています。

  • 1階リビング 中廊下のないリビング中心の間取り。階段と玄間吹き抜けを通して2階の気配が感じられる住まいです。リビング床は檜無垢板貼り、壁は珪藻土塗り仕上げ。

  • 2階ホール 7.5帖大の2階ホールは子供たちのフリースペースとして活用。宿題や勉強も座卓を使ってこの場所でしているそうです。

  • 2階子供室 2階ホールとつながった子供室に利用しているスペース。出入口に扉はありませんが必要に応じて扉を設置したり、柱位置で間仕切り壁をつくることもできます。

  • 2階子供室 屋根勾配の天井を少しでも高くするため、小屋梁を現わしにしました。将来は納戸やホビールームなど多目的に活用できます。

01

無垢の木の良さを活かす在来工法の家

  • ご自宅の建築をお考えになられたきっかけは何ですか?

    ご主人様
    これまで賃貸住宅で暮らしてきましたが、3人の子供が成長してくると手狭になってきました。さらに広い賃貸住宅に住み替えることを考えると、月々支払う家賃でローンを組めば新築できるのではないかと思い始めました。仕事の都合で都内からこの坂戸市に引っ越してきましたが、住み慣れてくるほどにこの地域で、家をつくりたいと思うようになっていました。職住接近で時間にゆとりも生まれますし。これまで住まいは雨風が凌げれば十分と思っていましたが、安息の場所というか、家をちゃんと建てて毎日の生活を楽しいものにしたいと思ったんです。

  • 奥様
    子供たちの通う学区内に購入できる土地があればと、散歩をしながら土地探しを始めました。具体的に建てたい家のイメージが無かったので、不動産やハウスメーカーの新聞広告や折り込みチラシがあれば、必ず目を通しました。さらに埼玉県内の工務店や建築会社の情報が掲載された雑誌を購入し、施工実例や建築工法、材料などにどんなものがあるのか、勉強しました。そしてしだいに、私たちの建てたい家のイメージが固まってきました。

  • ご主人様
    1つ目は、無垢の木を使うこと。賃貸住宅とは違い、自分の所有物として建てる「ちゃんとした家」とは、自分なりに納得のいく価値があるものにしたい。それにはできる限り「本物」を使うことです。 新築住宅で問題となっていたシックハウス症候群の原因も、本物をまねた、いわゆる新建材の接着剤などに含まれる揮発性物質だと知りました。住宅に本来使われていた材料が入手できるのであれば、代替品や模造品ではなく本物を使いたいと思ったのです。 そして2つ目は在来工法で建てること。無垢の木の良さを活かすには、日本で従来から行われていた在来工法が一番だと考えました。そうなると自然に和風というか、馴染みのある日本の家がいいなと思うようになりました。

  • 奥様
    建てたい家のイメージが固まってきたので、そろそろ実際に建築会社の建物を見に行こう、と思い立ち、ある工務店の完成現場見学会へ出掛けました。たまたま見学会があったというだけで、その工務店に興味があったわけではなかったのですが、いろいろと話をしているうちに契約を迫られて、慌ててしまいました。建築会社を見極めたいと思っていても、声を掛ける度に契約を迫られるとなると、落ち着いて検討もできません。 住宅情報誌に、建てたい住宅の要望や条件を聞いて、その要望に適した会社を紹介してくれるサービスがあることが掲載されていました。私たちにとっては建築会社を比較しながら見極められる、最適な方法だと感じて、早速サービスカウンターへ相談に行きました。 要望としてお願いしたのは「和風」と「在来工法」の家を建てられる会社。菊池建設を含む3社を紹介して貰いました。

02

揺るぎない信念を持った担当者に託した家づくり

  • 当社で契約して頂くまでの経緯を教えて下さい。

    ご主人様
    程なくして、紹介を受けた3つの会社からそれぞれ担当者が訪れ、打合せとプラン提案が始まりました。思っていた以上に忙しくて、週末になると常にどこかの会社の担当者と面談をしているようになりました。 建物の検討と同時に、土地の購入も検討していました。土地と建物を手に入れるために、無理のない資金計画を立てなければなりません。はじめの内は不動産ローンの本を購入して自分達で検討していましたが、建物の建築資金を含めた総金額の把握が重要になるため、各社の担当者にも相談するようになっていました。打合せが進むにつれて、私たちの質問に適切な返答をしてくれる担当者がいる2社に絞られてきました。

  • 奥様
    1つの会社は、とても誠実な対応をする担当者で、ローンの取り扱いにも明るく、信頼できる人物だと感じました。建物も要望したものはすべてプランに盛り込む柔軟な対応に、大きな不満はありませんでした。唯一の気掛かりは、近年和風の住宅を要望する人が無いため、しばらくその会社では和風住宅の施工実績がないことでした。

  • ご主人様
    一方、菊池建設の担当者Tさんには、会社に対する愛というか、揺るぎない信念を感じました。自社の建築に自信を持っていることが判りました。例えば断熱方法のこと。気密性も高く保てる外断熱の方が、一般的な内断熱よりも優れているのではと思い、検討中の建物に盛り込めないか相談したところ、一方の会社では受け入れて貰えたのに、菊池建設のTさんには、きっぱりと断られました。「当社ではやりません。」と。 「内断熱方式でも十分な断熱性能のある家を、適正なコストでつくることができます。理由は他にもいろいろありますが、限られた予算の中で何を優先しますか。」といわれ、なるほどと納得してしまいました。

  • 奥様
    小学校にも近い、条件の良い土地の購入が決まり、後は建築会社を決めるという段階になって、主人は随分と悩んでいました。どちらの会社も人柄のよい信頼できる担当者だっただけに、どちらか一方を断らなければならないことに決断できずにいました。最終的な判断は主人に預けていましたが、助言を求められたので、いつも打ち合わせに同席して見ていると、菊池建設のTさんとの会話の方が楽しそうにしているわよ、とだけ言いました。

  • ご主人様
    確かにTさんとの会話では、初めて聞く言葉や話題が毎回出てきて、自分の知らないことを教わる楽しさがありました。屋根の破風(はふ)とか巾木とか、はじめは一体何のことだと思いましたが、教わってみると納得のいく言葉です。外壁の焼杉板の色は「つるばみ色」ですと言われて、これだ、と。日本の伝統色の名前を仕事に使っている会社に惚れ込んでしまいました。 家を建てようと思い立ってからいろいろ学んでみると、日本という国で暮らすために昔からいろんな創意工夫が生み出されていたんだということも分かって、日本がより一層好きになってきました。 家のつくりようとか、材料の使い方とか、感心させられることを1つ1つ、Tさんが背伸びすることもなく、Tさんの人柄そのままに教えてくれたので、最後にはこの人と我が家はつくっていきたい、この人にお願いしようと。 社寺建築も手掛けている菊池建設なら自分の思い描いている家を間違いなく建ててくれるだろうと判断し、契約を決めました。

03

自宅の建築で得られた新しい楽しみの数々

  • 家づくりを随分と楽しんでおられたようですね。

    ご主人様
    初めて知ることが新鮮で面白いですね。私は根っからの新しい物好きなので、良いものだと納得できれば、何でも受け入れられます。サッカーをずっとやってきてメンタルな部分含め、立ち戻れるものがあるから、考え方がぶれることはないのですが、自分と違う感覚の人から自分が知らなかったことを教わると尊敬してしまいます。Tさんは私のそんな性格を見抜いたのではと思われるような、好奇心をくすぐる提案をしてくるんです。 例えばこの家の特徴的な屋根形状ですがこれもTさんの提案でした。 「大屋根というものがあるんですよ。お好きなんじゃないかなと思いましてプランつくってみました。」といって持ってきてくれました。それまでにもいろいろなプランをつくって貰っていたのですが、最後に出して貰ったこの大屋根プランが決め手になりました。 将来的には夫婦2人の住まいになります。子供たちは10年もしたら独立して家を出ていくと思っていますので、子供部屋を一人ずつ用意するつもりは全くありませんでした。2階には個室と呼べる部屋は1つだけ。それも4帖半足らずの小さなものです。年頃を迎えた長女にはこの部屋を使わせていますが、2人の息子たちには屋根裏部屋のような場所を与えました。収納はありますが個室にはなっていません。出入口の扉もない場所ですが、秘密の隠れ家のような趣もあって2人とも気に入っているようです。 これまで個室はおろか、学習机もなく、リビングのテーブルで子供たちが宿題をしていた我が家の生活スタイルを知って、Tさんが提案してくれたプランです。外観も一目で我が家だとわかるデザイン。外壁に焼杉板を貼った和風住宅なんて周囲に見当たりません。他の人と違うものを欲しがる私の性格をよくぞ見抜いた、と褒め称えたい気分でした。 当初、土間を広く取りたいと思っていました。さいたま展示場モデルの土間納まりキッチンのような造りもいいなと思いましたが、妻から冬は寒そうだから嫌だと却下されて、次第に小さくなりました。それでも玄関とリビングの間は腰付障子にして、昔ながらの土間から座敷に入る景色を再現できていると思います。 この仕上がりイメージを、プラン打合せの時にTさんがパース・スケッチ図を描いてくれましたが、実物もイメージ通りです。絵心のある人が担当者で幸運でした。 大黒柱にする檜を山に行って、自分で選ぶことができると聞いて、これは絶対行くべきだと。家族を連れだって伐採会に出掛けました。

  • 奥様
    意気込んでいたのは主人だけでしたから、お父さんだけ行けば、といっていたんですが。滅多にない機会だから家族で行くぞ、と引き摺られるように行きました。伐採地に着くと、森林浴効果というのか、気持ちがしだいに高揚してくるのが判りました。最後には、主人の選んだ檜が目の前で切り倒される様子を見て、思わず感動してしまいました。 菊池建設さんならではの、貴重な体験をさせて貰ったなと思いました。家づくりの思い出として記憶に残りましたし。

  • ご主人様
    出来上がった我が家は非常に快適です。Tさんと打ち合わせてきた1つ1つのものがキチンとカタチになっているのがいいですね。玄関の吹き抜け、腰付障子、下地窓、檜床板、塗り壁、大黒柱、焼杉の板貼り外壁、大屋根…。全部提案を受けて納得してお願いしたモノばかり。イメージ通りに仕上がって満足しています。

  • 奥様
    子供たちにとっても、他の家族に遠慮しないで友達を呼ぶことができるようになって、喜んでいます。学校からも近い特徴的な外観の家ですから、完成してからしばらくは、遊びに来る友達で賑わっていましたね。吹き抜けがあるので、2階の話し声などの様子は1階にも聞こえてきますが、床から天井へ響くような騒音がしないのには、ちょっと驚きました。見えないところも、しっかりつくってくれていたんだなと思います。

  • ご主人様
    建物の方は菊池建設さんにしっかりつくって貰いましたから、庭は自分でやろうと決意して、つくり始めたところです。当然初めてのことで、いろいろ調べながらやっていますが、知れば知るほど楽しくなってきます。手始めに芝生の庭にしようと。水糸を張って基準を定め、芝生に適した土に入れ替えるために30cm掘り返す作業の最中です。 西洋芝を種蒔きから育て、大の字に寝転ぶことのできる庭に仕上げるのが当面の目標です。自宅を建てることで得られる楽しみをいろいろと知って、これからの生活に期待が持てますね。

  • スタッフ
    子供部屋の考え方など、大変参考になるお住まいを拝見できました。お客様以上に、担当者もご自宅の家づくりを楽しませて頂いたと思います。本日はありがとうございました。

住宅の条件から探す

お客様の声内の情報を条件を選択して絞り込みできます。