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産地直結ならではの立木伐採会を開催

我が家の大黒柱を家族で選ぶ
産地直結ならではの立木伐採会を開催

建築用材を調達するために最も適した伐採時期にあたる2月中旬、当社とご契約頂き、建築をひかえたご家族を山林にご案内して、ご自宅で使用する檜が育っている様子をご見学。さらにご自宅の大黒柱をご家族自ら選んで頂き、その場で伐り倒す「立木伐採会」を開催しました。


▲立木を伐採する前に「木魂式」を執り行う参加者

今回は静岡県内で建築される5組のご家族を静岡市葵区口坂本にある檜植林地までご案内。静岡市街地から40kmあまり離れた標高1000mを超える山間部。大井川の上流である井川湖に程近い山の尾根筋に位置する植林地で行いました。

この植林地は静岡県がすすめる「しずおか優良木材認定制度」で認定された木材を出荷する製材業者が所有・管理する、適正な手入れが施されている森林。県産材を安心して建築に使っていただけるよう原木の管理と共に、木材品質の基準も定められた認定制度に、当社も施工会社として参加しており、木材生産者との連携の中で今回の「立木伐採会」が実現しました。


▲塩・お洗米・お神酒でお清め

伐採時期を迎えた檜の中からお好みの木を選んでいただき、この大木を育んだ自然に対し塩・お洗米・お神酒を供えて、感謝と祈りを捧げます。これを「木魂式」と呼んでいます。その後、その場で伐採し、断面にお客様の名前を自らサインして頂きました。伐採した原木は適切に管理・製材された後、我が家を支える大黒柱として晴れの日を迎えることとなります。


▲「木魂式」の後その場で伐採します


▲伐採断面にお客様の名前を自らサイン


▲無事伐採が終わり、我が家の完成に期待が高まります

掲載日 2008.02.23