

木工事終盤・室内造作(平成16年1月22日)
木工事は終盤に入り、室内の造作仕上げに専念しています。 部屋ごとに熟練した大工職人が造作を担当。 日を追うごとに大正時代の数寄屋建築が、現代に蘇ってきます。
廊下から玄関土間方向。壁下地・天井も仕上がり、左官工事を残すのみです。 (撮影日:1月22日)
玄関土間から廊下方向。天井は網代張り。下地窓も仕上がっています。 (撮影日:1月22日)
1階廊下、化粧室方向。下り壁に竹を割った欄間が納まっています。 (撮影日:1月22日)
左図の反対方向。正面に窓(雨戸が入っている)と棚、右手が玄関。 (撮影日:1月22日)
1階和室(次の間)。大工は広縁の突き当たりにある便所の造作作業中。 (撮影日:1月22日)
1階広縁。突き当りが洋間の応接室。左手和室正面に床の間が見えます。 (撮影日:1月22日)
事前に制作した網代張り板を化粧室天井に取り付け。便宜上分割した網代を再び付き合わせ、筍皮で網直し1枚に仕上げていきます。 (撮影日:1月22日)
2階和室。正面に腰窓(雨戸が閉まっている)、右手に床の間と琵琶床が入る和室はこの建物の見せ場の1つです。 (撮影日:1月22日)
2階広縁との欄間は下地窓仕立て。 (撮影日:1月22日)
2階広縁。雨戸を閉めても明り取りができる欄間。 (撮影日:1月22日)
面皮柱に取り付けられた鴨居。現代の建築として、施工性にも配慮し、引き寄せボルトで補強してあります。 (撮影日:1月22日)
全ての部屋には明治村の実物の写真を掲示し、参考にしながら作業をしています。 (撮影日:1月22日)掲載日 2007.11.17