| お客様 | 横浜市戸塚区 N様ご一家 |
|---|---|
| ご家族構成 | ご夫婦 |
| ラインナップ | 檜の家 |
| 完成 | 2009年3月 |
ご自宅の建築をお考えになったきっかけは何ですか?
私は海外での生活が長く、妻も海外留学経験があり、現在それぞれ外資系企業に勤めています。国際社会の中でグローバルな視点に立って行動すればするほど、日本人としてのアイデンティティをしっかり持っていたいと思うようになりました。
5年ほど前から二人揃って茶道を習っているのですが、いずれは人を招いてお茶会を催すことのできる自宅を持ちたいという気持ちもあって、中古住宅の付いたこの土地を購入したんです。
この場所は私の実家にも近く、通勤にも便利です。
80歳代の老夫婦が住んでいたという中古住宅は、庭を3方向からコの字型にのぞむ落ち着いた日本家屋でした。当面はキッチンなどをリフォームして暮らし、建て替えはしばらく先でも、と考えていたのですが、フィナンシャルプランナーに相談したところ、いずれ建て替えることを前提としているのならば、すぐに建て替えたほうが経済的だとの指摘を受けて、考えが変わりました。
自分たちが納得できる住宅を建てて、生涯長く暮らせるのなら早いほうがいいと思い直したんです。それで建て替える方針を決めてから、夫婦揃って最寄りの住宅展示場へ出掛けました。
休日一日かけて、藤沢の総合展示場のモデルハウスを見て回りました。
先入観を持たず、いろいろなモデルハウスに入ってみました。そのうちに、モデルハウスによって室内の空気に違いがあることに気づいたんです。
まず感じたのはにおい。
私が花粉症の症状が出始めた頃だったのでなおさら気になったのかも知れませんが、工業製品によくあるプラスチック樹脂やビニール、薬品のようなにおいは微かなものでも気づくようになりました。
空調管理された住宅では、息苦しさを感じることもありました。そうした中で木の香りが心地よく、自然な空気の流れを感じたのは菊池建設のモデルハウスでした。
いま思い出してみると、木の香りは玄関に置いてあった檜柱のカットサンプルから漂っていたのかも知れません。でも、築13年経過したモデルハウスと聞きましたが、それほど古い建物には見えず、むしろ長く安心して住むことができるような好印象を受けました。
比較的早い時間帯に訪れたため、他の会社のモデルハウスも見るのでと一旦断りを入れて、菊池建設の建物を後にしたのですが、その時応対してくれた社員は「(他社には負けない)自信があります。また戻ってきてください。」といったんです。何を根拠に、と思いましたが結果的には他にピンとくる会社が見当たらなくて、その日最後に再び菊池建設のモデルハウスに戻って、プランの依頼をすることにしました。その相手が営業担当になった中嶋さんでした。
会社選びの決め手は何でしたか?
モデルハウスを回った時に、一様に「お茶を習っているので一部屋は和室が欲しい」ことを話しました。妻からも、共稼ぎなので効率の良い家事動線の間取りにしたいことなどの要望を話しましたが、建てようとしている住宅のイメージをより詳しく知るために、生活スタイルを話題にしてくれたのは中嶋さんだけでした。
他社では自社の優れた工法の特徴や商品の説明に終始して、売り込みに熱心なように感じました。営業社員は窓口になっているだけで、実際にプランを立案する設計者は別の人物なので、間取りの相談をしてもすぐには返事がもらえないことが多かった。しかし中嶋さんは設計の心得もあるため、その場でプランの修正もでき、新しい提案プランを思いつくと、そのつど自宅の郵便受けに入れておいてくれるレスポンスの良さに、最終的に相談相手は中嶋さんだけに絞られてしまいました。
9回のプラン変更を経て、納得のいく間取りができたので菊池建設と契約することにしました。中嶋さんとの出会いに縁を感じたことが大きいのですが、そのほかにも私の実家が浜松にあり、本社が静岡県の企業であることにも縁を感じました。
また、藤沢へ抜ける道の途中に、若い大工さんがいつもノミを使って夜遅くまで木を刻んでいる工務店の作業小屋を見つけ、こんな人たちに作ってもらえたらいいのにと思っていたところ、その工務店は菊池建設の協力業者の一つであることが分かり、彼らに大工工事をやってもらえることが実現したりと、この家の建築に関わってくれた人たちとは、すべて縁あっての出会いだったように思えます。
上棟された我が家は檜の香りが辺り一面に漂い、ご近所からも注目される現場になりました。まじめで礼儀正しい大工さんは、現場でカンナがけをする丁寧な仕事ぶりが素人目にも分かりました。他の建築現場ではカンナがけを見なかったこともあり、本当に嬉しかったですね。仕事に誇りと自信を持っている人たちに作ってもらえたことに満足しています。
契約前に、名前の知れた大手企業を勧めていた私の両親も、完成したこの家を見て、私たち二人の選択が正しかったことを認めてくれました。
完成した新居はいかがですか?
出来上がった住宅は自然な風通りが心地よいですね。二人とも勤務先では一日中空調管理された都心のオフイスで過ごしているので、自宅では人工的な空気の中にいることは避けたかった。
リビングの吹き抜けは、2階にもう1部屋作れるのにもったいない、という話もありましたが、吹き抜けにして正解だったと思います。とても自然で優しい空気の流れができているのが分かります。
漆喰塗仕上げのリビング・ダイニングは室内の空気がサラリとしているようで、床板のナラ無垢板とも相まって、いつの間にか私は靴下も履かず素足で過ごすようになりました。足の裏がべたつくこともなく、快適です。
和室にもこだわりをお持ちだと伺いましたが?
和室は日本が誇れる文化だと思います。特に海外からのゲストには、喜ばれるはずです。我が家には一つだけの和室ですが、お茶室としても使えるように配置や動線に十分考慮してもらいました。この点で数寄屋建築を数多く手掛けてきた菊池建設さんは安心でしたね。
大工さんも手慣れた様子で、丁寧に仕事してくれて、大変立派な仕上がりにして頂きました。中嶋さんに初めてお会いした時の「自信があります。」発言は、こんなところにもあったのかな、とも思います。設計段階でお茶の先生に間取りを見て頂き、アドバイスをいただいたので、お茶会を開いてご招待しなければと思っています。
お茶を習っている社中の方たちからも「いつ招待してもらえるかしら」と期待されています。知人友人からもホームパーティを期待する声があって、ちょっとプレッシャーかな。でも、私たちも楽しみにしているんです。我が家にゲストを招くことを。
私自身、海外留学経験があって、実家で留学生の受け入れもしていたこともあり、自宅にゲストを迎えて過ごす時間が楽しみでした。いずれはこの新しい我が家にも海外留学生のホームステイを受け入れてみたいと思っています。その時には和室でお茶をもてなすことが、私たち日本人のアイデンティティを示すことになるのではないでしょうか。
この家に招かれたゲストの方は、ご夫婦のおもてなしの心遣いに、きっと、喜ばれることでしょう。これからも楽しんでお暮らしください。本日はありがとうございました。
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外観(南面)
片流れ屋根と白を基調にした外壁が特徴的なモダンな外観。角地の眺望の良さを生かし、塀を使わない開放的な造園計画で、一段と建物が引き立っています。 -
外観(北面)
駐車場は縦に2台分を確保。日当たりの良い東側にウッドデッキを設けて、和室への出入りを楽に。エクステリアは、お茶事を催すことにも考慮して、和モダンなイメージにまとめました。 -
玄関
天井と壁の白さを損なわないよう、幅木や廻り縁などの造作材も白に統一しました。床のナラ無垢板の自然な色合いが引き立つ玄関ホールです。 -
和室
茶室として使うために配慮された和室8畳間。床柱は柱元に“たけのこ面”を入れた杉面皮丸太。床脇を吊押入れとし、地窓を設けて明るさと広さを演出しました。 -
手洗い
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リビング・ダイニング
自然な風通りを利用するために2階を吹き抜けとしたリビング。ダイニングの南面窓に向かってカウンターを造り、パソコンコーナーに利用しています。 -
リビング
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リビング
リビングの掃き出しサッシは全開可能なスライディングドアタイプを採用。屋外のウッドデッキまでリビングの広がりを感じる開放的なデザインです。








































