| お客様 | 埼玉県比企郡 N様ご一家 |
|---|---|
| ご家族構成 | ご両親、ご夫婦、お子様2人の6人家族 |
| ラインナップ | 檜の家 |
| 完成 | 2009年3月 |
家づくりには強い思い入れがあったとうかがいました。
「昔ながらの日本を感じられる家」を建てることが漠然とした夢でした。素朴な古民具に魅かれて、鉄瓶や関西長火鉢、裂織(さきおり:細く裂いた布を横糸として織り込んだ織物。古着などを再生利用した先人の知恵のひとつ)などを集めています。自宅を持つのであれば、こういった古きよきものを、普段の生活のなかで“さりげなく”生かすことができる家づくりをしたいと考えていました。
具体的に家づくりを考え始めたきっかけを教えてください。
たまたま大学時代の後輩と話をする機会があって、家の話題が出たんです。その時から自宅の建築を考えるようになりました。ちょうどその翌年には長女が小学校に入学するということもあって、具体的に動き始めました。
他に兄弟がいないため、将来的には両親とは同居しなければと思っていました。ですから、持ち家を実現させる方法として、両親の実家を生かして一緒に暮らす か、別の場所に土地を求めて2世帯同居住宅を新築するかのいずれかを両親に相談しました。両親は私たちと同居できることを喜んでくれ、持ち家については私の思い通りに任せると言ってくれましたので、新しい土地を探し2世帯同居住宅を新築することにしたのです。
街中よりも田舎で暮らしたいと思っていました。山が見えて緑に囲まれた場所で、四季折々の風景が間近に見えることを条件に土地探しをしました。そして、いくつかの候補地の中から、家族全員が納得できたのがこの場所なんです。
菊池建設を知ったきっかけを教えてください。
川越の住宅展示場で、菊池建設のモデルハウスに出会いました。落ち着いた上質な和風住宅で、こんな家を建てることができたらいいな、ただ建築費用は高いだろうなというのが第一印象でした。
新しくさいたま市大宮区の展示場がオープンすると聞いたので、こちらにも見学に行きました。そこには、次世代民家「那由他」と名づけられたモデルハウスがあり、その名の通り、昔ながらの民家を彷彿とさせる外観と室内の木組み構造が印象的でした。吹き抜けが見事な空間をつくり上げていて、「木の家」を実感することができ、まさに今まで集めてきた古民具が生かせる家だと感じました。
営業担当さんの説明を聞くと、建築費用も思ったほどは高くない様子だったので、プランの提案をお願いしました。
他社と迷われていたとのことですが、菊池建設に決めた理由を教えてください。
実は、契約を決断する直前まで、工務店と比較検討していました。同じ材料を使い、同じ間取りの住宅をつくる内容でも工務店の方が見積金額は安かったんです。
ただ、室内の見せ場となる小屋組み表わしの吹き抜けを施工する際に、木組みの美しさを損なうことがないよう緊結金物の使い方に配慮してもらえるよう要望したことに対して、工務店ではノウハウがありませんでした。このままでは、満足いく仕上がるになることは難しいと感じ、施工実績のある菊池建設にお願いすることにしました。
また、山林から木を伐採した後に、再び植樹をして木を育てるという、環境保全に配慮した木材を使っている菊池建設の姿勢にも惹かれました。建築に使う檜を伐採している山林で、自宅の大黒柱を自分達で選ぶことのできる「伐採会」には、家族全員で参加しました。
完成した新居はいかがですか?
この家のコンセプトは「木の家」であること。それも「日本の文化を感じられる家」であり「家族の気配が感じられる家」であることです。家族全員が 集まるリビングダイニングを中心としたプランにして、大屋根最上部のロフトまで吹き抜け空間で繋がっているので、子供たちがどこにいても常に気配を感じら れる家となりました。外から帰ってくれば必ず家族と顔を合わせることができます。子供たちにとっては、祖父母との同居なので、見守ってくれる大人が多く、 安心できる住まいです。
間取りにもこだわり、玄関を家の中心に配置することで、両親の部屋と共有スペースのほど良い距離感を確保しました。屋外から出入りできる玄関と家事室は土 間床にしたので、外で思う存分自然を楽しんできた後にも、気軽に出入りできるようになっています。玄関の渡り廊下風に設置したスノコには裂織を敷いて、楽しんでいます。
そして、家のシンボルとなった薪ストーブ。試運転でも十分すぎるほど、家全体を暖めてくれました。大きな吹き抜けがありますが、室内はとても暖かいです。本格的な冬の訪れが楽しみですね。
思い入れいっぱいの我が家ができたので、いずれはこの家から巣立ってしまう子供たちに、その時までの貴重な時間を家族と共に過ごすことで、いい思い出をつくってもらいたい。そして、自分なりの価値観や楽しみをこの家で見つけ出してもらえれば、と思っています。
周囲の自然、こだわった間取り、ご家族にとって楽しみがたくさんつまったお家ですね。住むことを楽しんでいらっしゃるご様子が伝わってきました。本日はありがとうございました。
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外観
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玄関
一間幅、奥行き二間半の玄関は磁器タイル張りの土間床スタイル。渡り廊下風に置いたスノコが右手:ご両親の部屋と左手:リビングダイニングとの“橋渡し”を果たしています。 -
リビング
玄関に面した壁に下地丸窓を設けたリビング。引き戸を開ければ“スノコ”を通してご両親の部屋まで見通せる、風通しのよい家族構成がそのまま間取りに。 -
リビングダイニング
堀座卓のダイニングはリビング床より12センチ程度高くして、お茶の間を意識したつくり。3枚引き戸を使えば、来客時に程よく仕切ることもできます。母親や祖母が家事をすることの多いキッチンの脇から2階へ上がる階段は、子供たちの行動や気配をつかみやすい配置になっています。 -
ダイニングキッチン
いつも家族が集まる場所。大屋根の小屋組みを現わした勾配天井は、日本の木の家を実感できる意匠として、ご主人がこだわった空間の一つ。 -
階段
薪ストーブの煙突を回り込むように上がっていく階段。2階小屋裏利用のロフトまで吹き抜けで一体となった空間は、建物全体を効率よく暖房できるよう配慮されています。 -
2階多目的スペース
将来、子供室に間仕切ることができるよう、内法位置(建具の高さ位置)まで下り壁を付けた2階ホール。現在は多目的スペースとしています。ロフト利用のための梯子を常に掛けたままでも生活に支障がないとのこと。 -
2階書斎と洗面カウンター
畳一帖の書斎を洗面カウンターと挟んで2階トイレ(写真では右手側)の向かい側に設けました。ご主人にとっては、寛ぎのプライベート空間として十分機能しているそうです。 -
2階ロフト
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階段室吹き抜け










































