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連載記事
檜の家こそが家族を守る住宅

木は人間に究極の安らぎを与えてくれる

「住宅展示場を回って、たくさんのモデルハウスの中から当社の『檜の家』を選んだお客様がおられます。その理由をお聞きすると、こんな答えが返ってきました。 『この家は玄関に一歩入った瞬間から違う』。

まず、違うのは木の香りです。この香りの正体はフィトンチッド成分です。『フィトン』とは植物、『チッド』とは殺すという意味のラテン語からきた言葉で、他の生き物から自分を守るために樹木が放つ芳香性の化合物です。とくに檜には、まな板に使われるように強い殺菌性、抗菌作用があり、炎症を抑える消炎作用、気持ちを落ち着かせる鎮静作用、咳を鎮める鎮咳作用があることもわかっています。

最近、日本でもこのフィトンチッドの効能が知られてきて、森林を散策しながら心身ともにリフレッシュする森林浴を楽しむ人が増えています。『檜の家』なら家の中にいながら森にいるのと同じような森林浴効果が期待できるのです。

実は『香りで決めた』とおっしゃったお客様がご覧になった『檜の家』は、建ててから15年が経っています。檜は長い年月を経ても、香りを放ち続け、歳月とともに色つやが増して、落ち着きのある風合いを醸し出していきます。いつまで経っても古びないことが住宅にとっては重要であり、一生住む家だからこそ檜がふさわしい、と私たちは考えるのです」

(このインタビューは平成15年6月に行われました)

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木の達人

中尾由一
(元菊池建設社長)

昭和7年(1932)徳島県生まれ。山陽パルプ(現日本製紙)の静岡営業所長時代に、菊池建設の創業者である宮大工出身の菊池安治と出会う。平成6年(1994)、菊池建設の要請を受けて顧問に就任。平成10年(1998)、菊池建設代表取締役就任。耐久性に優れ、家族の健康を守る国産檜を使い、なおかつローコストを実現した「檜の家・せんまん」を代表とする本格木造軸組注文住宅で高い評価を受けた。平成17年(2005)日本独自の森林認証制度『緑の循環』認証会議より、建築会社として国内初のCoC認定を取得。国産認証林材を使った住宅建築に着手。平成18年(2006)5月、社長職を勇退。

取材日:平成15年6月4日
聞き手:民井雅弘
企画・制作:株式会社インターナショナル・メディアグループ

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