2010.03.24本物の住まいとは:その7
毎月1軒ずつお客様の住まいを訪問し、写真撮影とインタビューを行っています。 そしてお客様のご了解を頂いてホームページの「お客様の声」や「作品集」にご自宅を紹介するページを掲載させていただいています。
事前に写真撮影のご了解を頂いているので、出来上がった住まいに満足されている方ばかりです。 当社にとって有難いお話が多いのは当然ですが、そのなかでも共通して伺うことの多いお話が2つあります。
1つは「木の香り(檜の香り)」です。
このエピソードはさらに3つの場面、「契約の決め手」「建築中の評判」「入居後の感想」に集約することができます。
「契約の決め手」では当社のモデルハウスや建築現場見学会で体験された、檜の香りの爽快感をよく伺います。 木造住宅を手掛ける会社ではどこでも国産材、無垢材、天然素材などのキーワードをセールストークに使うようになりました。 しかし、実際に建築された住宅やモデルハウスを見学してみると「木の香り」を感じるところは少ないようです。 特に大手住宅メーカーのモデルハウスではほとんど香ることが無いと聞きます。 「百聞は一見にしかず」ではありませんが、実際に香りを嗅ぎ、居心地の良さを体験されたことが本当に無垢材を使った建築をしているとの確信につながり、当社とのご契約の決め手になっています。

「建築中の評判」もお客様の大きな喜びのひとつになっています。 上棟時から周囲には檜の香りが満ち溢れてきます。 自然とご近所の注目を集めるようになり、ご覧になった方々から材料の良さと檜の香りの芳しさを褒めていただけるそうです。 毎日の散歩のコースを変えてわざわざ建築現場を見に足を運ぶ方もあるとか。 上質な住宅ができることに近隣の方から歓迎されることもあり、施主としてご近所に受け入れてもらえた安堵とともに、誇りも感じる出来事だといいます。
「入居後の感想」は最も満足度が高く、お客様より感謝の言葉を頂くことの多いものです。 「木の香り」に包まれて生活する喜び、外出から帰宅した時の安心感、来訪者からの賛辞など、自然な木の香りがもたらす心地良さをほとんどのインタビューでお伺いしています。
「木の香り」自体は、木材の品質や住宅の性能とは直接関係がありません。 写真にも写りませんし建築中の検査記録にも残りません。 香りの有無は一般には住宅評価の対象ではありませんが、当社のお客様は芳しい木の香りをとても喜んで下さいます。 このことは当社の大きな特徴なのです。
もう1つは「職人さんの評価」です。
木造注文住宅は建築現場での手づくり感が強く、大工さんをはじめ各種の職人さんの腕の良し悪しが問われます。 長年にわたって社寺建築まで手掛けてきた実績を持つ当社の施工陣は高品位の仕上がりに高い評価を得てきました。 その施工技術力に加えてお客様から評価を頂いているのが、職人さん達の「礼儀正しく丁寧な応対」です。 一昔前の腕の良い職人には口下手で寡黙なイメージもありました。 現在もけっして口下手が饒舌になったわけではありませんが、得意ではなくても誠意をもって接客する姿勢にお客様の評価が集まっています。
その内容としては、
1.プロフェッショナルとしての自覚と自信から発する言葉に説得力がある。
2.一緒に仕事をする他業種の職人にも敬意と仲間意識を持っているので連携もよく、仕事仲間の悪口を聞かない。
3.仕事に誇りを持って臨んでいる様子が伝わってきて安心して任せられる。
といったコメントが主なものです。

建築工事の期間中は現場で働く職人さん達が会社の顔になります。 そのことを意識する以前に、請け負った仕事を責任持って成し遂げようとするプロフェッショナルのプライドが「礼儀正しく丁寧な応対」でお客様に接することにつながっているのでしょう。 結果としてお客様の信頼を得て、近隣からの評判も上がっています。 大切な仕事仲間の存在に私達社員は感謝しなければなりません。
実際に当社で建築されたお客様から伺うことの多い、このふたつの内容は、カタログで比較するような住宅の仕様ではありません。 しかし、心や感性に快く訴えかけ、お客様に感動を覚えていただける要素として「本物の住まい」に不可欠なものだと思うのです。 (投稿者:M.H)






































