洋風の生活が定着した今でも、古都の街並みや寺院、着物、和食、陶器など、日本らしいものに惹かれ、また懐かしさや安心感を覚えることは誰にでもあるのではないでしょうか。住まいもしかりです。畳の香り、漆喰の白壁、整然とした屋根瓦、美しい大黒柱などに触れ、心が休まることが日本の家の魅力です。
現代の耐震基準・構造水準を高く保つ耐久性。格調高く、それでいて肩肘張らない優しいデザイン。これらを盛り込んだ上で「現代人が住むにふさわしい日本の家」、そして「世代を超えて受け継がれる家」こそが、菊池建設が提唱する『檜の家』です。
柱・梁などの軸組構造をそのまま現わすことも、日本建築の特徴を生かした造形の一つです。無駄なく合理的に計画された建物は強度的にも優れ、構造自体も美しく見えます。住まいの耐久性、耐震性を高めながら構造の機能美も同時に追求する。「美しさを見せようとしない美しさが、真実の美しさなのだ。」との創業者の言葉を忘れることなく、日本の家の真髄に近づくため努力を続けていきます。


宮大工として社寺建築を手掛ける以前から、数々の名刹を観て回ることが好きだった創業者・菊池安治。美しいと感じる社寺建築の要素は何なのだろうか考えてみたところ、その1つは屋根の深い軒とけらばの出によってつくられたプロポーションにあることに気付きました。屋根の軒とけらばを長く出すことは、本来、外壁への雨掛かりを少なくし、ひいては建物の耐久性を高めることが目的。機能を満たすためにつくられた屋根の形状が、意匠面でも優れたものとなっていたのです。菊池棟梁の片言の一つ「軒の出、けらばを長く出せ。実用はもとより、外観的な格調を大きく左右する。」は、今でも「檜の家」の外観意匠を決定する基本理念となっています。
書院造りの気品と格調とは
長い歴史の中で変遷を重ねてきた日本の建物が辿り着いた、完成された建築様式のひとつが書院造りです。角材の柱を使い、床に畳を敷きつめ、風を遮りながら採光を確保できる和紙張りの障子を建具に使うといった、わたしたちにとって見慣れた和室(座敷)の要素が、書院造りによって確立されています。武家社会の権威を誇示するための厳格な儀礼の場として発展してきましたが、現代でも上質な和室を設えるならば基本に立ち返り学ぶべき建築様式です。『檜の家』は、檜の良さを実感して頂ける住まいとして書院造りの品格を取り入れています。檜の美しさを最も発揮できる檜角柱を使った和室に床の間を設え、長押を回し、床脇に違い棚を備える。そんな日本の文化・伝統を受け継ぎ、気品と格調を兼ね備えた上質な和の住まいを望む声がある限り、わたしたちはそのご要望にお応えしていきます。
数寄屋造りの癒しの空間とは
菊池建設でご注文頂く住宅には、外観デザインの違いを問わず、いまでも和室に床の間を設える住宅が数多くあります。生活スタイルが多様化しても、日本人として文化伝統を嗜む気持ちに変わりはありません。自由な感性で和のくつろぎ空間を実現したいと考える方が増えています。そんなご要望にわたしたちは“数寄屋の芸術性”でお応えしています。書院造りを基本としながらも、肩肘張らない、穏やかで優しい印象を与える数寄屋。型にはまらない自由な感性と表現でつくられ、丸太や竹などを使う素朴な自然味を生かした設えには独特の風情があります。茶の湯の「もてなし」を発祥とする数寄屋は、親しみを覚えるくつろぎ空間をいかにつくるか、知性やセンスが問われる建築です。
昨今では素材にガラスや金属などを使う事例も出てきました。菊池建設は和の心を大切にしながら、時代の感性に応える住宅をご提案していきます。
| 檜角柱を使った和室に床の間を設え、長押を回し、床脇に違い棚を備える書院造り | ![]() |
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丸太や竹などを使う素朴な自然味を生かした設えの数寄屋造り |
| 素材にガラスや金属などを使う事例 | ![]() |
住宅に使用する素材は、檜や杉など国産の無垢木材、漆喰・珪藻土の塗り壁、畳、和紙などです。年月の経過とともに味わいを増すのが天然素材の家の特徴です。
| 国産の檜・杉をふんだんに使います。森林を守るためにも、地元産の木材の使用に力を入れています。 | ![]() |
職人の手作業による漆喰の塗り壁は、見た目の美しさだけでなく、シックハウス症候群とは無縁の空気のおいしいすまいを実現します。 | ![]() |
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写真上部が菊池建設が採用している30ミリ厚杉の一枚板床材。下が一般の住宅で多く使われている合板の床板です。分厚い無塗装の杉床板は断熱性にも優れるため、冬素足でも温もりを感じます。 | ![]() |
無垢材の床は冬暖かく、夏はべとつきません。漆喰の塗り壁は調湿効果があり、室内を快適に保ってくれます。まさに日本の気候に適した素材です。 |
家族の健康を考え、また環境にやさしいスローライフを実現します。 菊池建設では、次世代省エネ基準に適合した工法から素材選びまでを徹底しています。
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| Low-Eガラスサッシを採用しています。夏の日射透過を減少させ、また冷暖房中の室内の熱を外に逃がしにくくする断熱ガラスです。電気代の節約につながります。 | 断熱材には新素材セルローズファイバーを採用しています。木質繊維の1本1本に多数の空気胞を持ち、高い断熱性を生みます。主原料は再生紙のため、省資源にもなります。 | |



















































